どうも、ともはつちです。
30代、結婚式、挙げますか?
結婚式って結構お金が掛かります。当日までの準備も労力がかかります。そのせいか、現在では、結婚式を挙げたカップルと挙げてないカップルがほぼ半分くらいだそうです。
そんな世の中、私自身は2018年に結婚式をしました。ありがたい。
既にアラサーだった私は、知り合いもかなり多くなっており、ゲストの人数は嫁側も合わせて最初は100人を超えてました。
もう30代になっていると、結婚式をするかどうか迷いますよね?


その時に実際に掛かった費用や、見積もり時に気を付けたことなどを紹介するので、参考にして頂けたらと思います。
こんな方におすすめ
- 結婚式を挙げようか迷っている方
- 挙げたい気持ちはあるけど、どれくらい費用が掛かるか心配な方
- これから結婚式を挙げる為に、式場に見学、見積もりを考えている方
結婚式を挙げる?挙げない?何の為?
そもそも結婚式って、何の為に挙げると思いますか?
まぁ、人ぞれぞれだと思います。
私の場合は、20代の時に、ある先輩から聞いた理由が心に残っていて、結婚式を挙げることに決めました。それは、

なるほど!って思いました。だから、出来るだけ沢山の人を招いて、結婚式を挙げました
もちろん!自分たちの晴れ姿を見てもらいたいという理由でも良いと思います。
なにせ、最高に幸せな最高の時間にしたいですよね。
お金がかかるのが結婚式
とはいえ、結婚式に全財産をぶっ込んで、次の日から無一文で過ごすわけにはいきません。
もう30代となると、数回は友人の結婚式に参列したことがあると思います。
ステキに飾られた会場、綺麗な花嫁ドレス、美味しい料理、会場を盛り上げる演出や催し物など、どれも素晴らしく、とても感動したと思います。

しかしその為に、結婚式を挙げたカップルが全てにお金を払っています。
別に脅しているわけではありません。ただ、素晴らしいものにはお金がかかっていると知って頂きたいだけです。
100人規模の結婚式にかかった費用は、全国平均で400〜600万だそうです。
私自身が結婚式で実際にかかった総額は、432万でした。
私が実際に挙げた時の費用を参考に、どこにどれだけのお金がかかるかを知って、必要のないと思う所は節約し、素敵な結婚式を挙げましょう。
結婚式費用の内訳
まず、費用の内訳を見ていきましょう。
大きく分けて、
①会場使用料
②料理
③ヘアセット・衣装
④会場装飾
⑤写真や映像などの記録
⑥招待状や引き出物
となります。
複数会場での見積もりと、それぞれの詳細はこの後に紹介します。
各会場での見積もり比較
まずは一番初め、100人想定で複数会場で取った見積もり金額が下記のようになります。
項目 | A会場 | B会場 | C会場 |
会場使用料 | 511,920 | 442,800 | 496,800 |
料理 | 2,214,000 | 1,868,400 | 1,944,000 |
ヘアセット・衣装 | 712,800 | 653,400 | 637,200 |
会場装飾 | 307,800 | 405,000 | 221,400 |
写真などの記録 | 385,200 | 424,440 | 272,160 |
招待状や引き出物 | 610,560 | 577,465 | 531,360 |
合計金額 | 4,742,280 | 4,371,505 | 4,102,920 |
いかがでしょう。
正直、どれも大きな金額で驚きますよね。僕も噂に聞いていたものの、やはり驚きました。
でも大丈夫です。それぞれの項目で節約できる部分はあります。それをこの後、説明していきます。
①会場使用料(挙式、音響、司会含む)
ひとつめは、会場の使用料です。披露宴を行う会場と挙式会場(僕たちは人前式にしました)です。さらに、大抵の場合、会場に流れる音響操作と司会進行を、式場が用意しているのを使用すると思いますので、これも含んでいます。
この項目は、会場によって様々ですが、キャンペーンやブライダルフェアの特典などで値引きされていることもあります。
②料理
ふたつめは、参列者に振る舞われる料理です。前菜に始まり、メイン、デザートなどの食事に加え、待合室でのウェルカムドリンク、披露宴中の乾杯酒やフリードリンク、さらにウエディングケーキも含まれます。費用の中では一番かかる項目になります。この項目の費用は、[ゲスト一人分の単価]×[人数]となるので、費用を抑えるのに重要な項目になります。詳しくは後述します。
③衣装・ヘアセット
つぎに、新郎新婦の衣装とヘアセットです。新郎はメイクやヘアセットはあまりこだわらないことが多いので、主に新婦側にかかる費用が半分以上を占める項目になります。
ちなみに衣装などは、新郎新婦分だけでなく、両親の振袖やモーニングなども用意するなら、その分の費用もかかることになります。
④会場装飾
これは、会場を飾る花だけでなく、テーブルクロスも含まれます。身近にないとあまり知らないのが、花は結構お金がかかります。あまりケチると寂しい会場になりますし、こだわりを抑えないとドンドン費用が増える、難しい項目になります。装飾は、新郎新婦が座る高砂席、ゲストが座るテーブルの数だけ費用が掛かるので、テーブル数が多くなれば、その分費用が増します。これら以外に、ブーケトスとするならブーケとブートニア、フラワーシャワーなども費用が掛かります。また、両親へ花束贈呈をするなら、その分もこの項目に含まれてきます。
⑤写真や映像などの記録
当日の思い出として写真は必要ですよね。一般的には、会場が契約しているカメラマンさんにお任せして撮ってもらうことが多いです。僕たちもそうしました。また、写真だけでなく、当日の様子を映像として残すサービスや、披露宴のエンディングで当日のダイジェストを流してくれるサービスなども最近はよく見かけるようになりました。

⑥招待状や引き出物
最後に、ゲストに出席確認を取る招待状と引き出物です。招待状だけでなく、披露宴の席次表(誰がどの席に座るかが書いてある)、ゲストの席に置く席札、料理のメニュー表なども用意するのが一般的です。この項目は、近年では自分たちで手配できるサービスなどが充実しているので、いろいろな選択肢があり、費用を抑えやすい項目になります。
実際の自己負担額って?


そうなんですよね。450万ものお金が手元から無くなるわけじゃなく、実際はゲストの皆さんからご祝儀を頂けるので、それを結婚式の費用に充てることで、実際の自己負担額は少なくなります。
まぁ結婚式場によっては、当日より事前に、全額支払いを求めるところもあるようですが、多くのところはクレジットカード支払いや当日披露宴終了後に支払いで対応してくれるところがほとんどです。
事前に何割かは支払いをする必要がある場合は、手元にある程度(全体の半分くらい)は持っていないといけないこともあるので、少しは準備しておきましょう。
自己負担額の計算
では、実際の自己負担額はいくらになるか、計算してみましょう。
見積もりで一番安かったC会場で100人のゲストを呼んで結婚式を挙げたとします。
一般的なご祝儀の金額としては3万円、親族や上司などは多めの10万円包んでくれると仮定して、全体平均として一人当たり3万2千円として計算します。
3万2千円×100人=320万円
が、手元に入るご祝儀の合計となります。
(C会場での結婚式費用:410万3千円)ー(ご祝儀合計:320万円)= 90万3千円


そうなんです!実際は当日に来てくれたゲストの皆さんがご祝儀をくれるので、手元にお金が返ってきます。(やらしい気持ちでゴメンナサイ。。。)
皆さんのおかげで、大金持ちじゃなくても結婚式を挙げることが出来るんですね。感謝、感謝。


そうなんですね。確かに沢山ゲストを呼べば、それだけ頂ける御祝儀が増えるので、自己負担額が減る、って考えてしまいますが、そうゆうわけではないんです。
その辺を次に説明していきます。
参加人数に応じて、費用が増える項目、増えない項目
ゲストの人数によって費用が増える項目。ざっと言うとそれは、ゲスト一人に対していくらと決まっている項目です。その中には、一人増える度に加算される項目や、〇〇人につきいくら増える項目もあります。具体的には、下記のような項目です。
- 料理
- フリードリンク、ウェルカムドリンク、乾杯酒
- ケーキ
- フラワーシャワー
- 引き出物、引き菓子、紙袋(持ち帰り用)
- 招待状
- 席次表、席札、メニュー表
- 会場コーディネート料
- テーブルクロス ※テーブルの数に応じて増える
逆に、上記以外の項目は、ゲストが何人でも、要るか要らないかで一定額が発生することになります。
注意ポイント
会場使用料は、ゲスト人数が増えて、より大きな会場に変更になった場合は費用が変わるので注意が必要です。
つまり、上記の項目は、ゲストを増えるに伴って費用も増えるのです。なので、単にゲストを増やせば増やすほど、自己負担額が減るというわけではないんですね。
費用節約の考え方と計算方法は?
それでは、費用節約の考え方にいきましょう。それは、
考え方
ゲスト一人当たりにかかる費用を減らすこと
です。自己負担額とは、
「ゲスト一人当たりにかかる費用 ー(引く)そのゲストから受け取るご祝儀」の合計
のことだからです。
ゲストから頂くご祝儀を増やすことは不可能に近いので、ゲスト一人当たりにかかる費用を減らすことを考えます。
計算方法は簡単です。
step
1ゲスト一人に対していくらと決まっている項目(前述)を合計する
料理やフリードリンクなど、ゲストひとり当たりに対してかかる費用を足していきます。そのままです。例えば、
料理:15,000円/人 + ドリンク:3,000円 + 招待状:400円/通 + ・・・・ =36,000円/人
といった感じです。
step
2上記以外の項目を合計人数で割った金額を合計する
例えば、会場使用料は使用することでかかる費用なので、ゲストの人数に関係ありません。
会場使用料:200,000円 ÷ 100人 = 2,000円/人
写真撮影:130.000円 ÷ 100人 = 1,300円/人
といったように計算し、全てを合計します。
step
3上記の2つを合計する
よって、ゲスト一人当たりにかかる費用は、
36,000円+2,000円+1,300円=39,300円/人
となります。
39,300円 ー 32,000円(ご祝儀) = 7,300円
がゲスト一人当たりの不足分となります。これが自分たちが負担する費用となるわけです。
7,300円 × 100人 = 730,000円(73万円)
が自己負担額の合計となります。

そんなことを言っても仕方がありません。
現実を見なければ。感謝の気持ちはお金じゃありません。苦笑
節約のポイントは?
費用の考え方が分かったところで、ポイントです。
それは、
ポイント
ゲスト一人に対していくらと決まっている項目を安くする
です。計算するときのステップ1の項目です。
それは何故かというと、自己負担額を減らす効果が大きいからです。
例えば、ひとり15,000円だった料理を、14,000円にしたとします。すると、
(-1,000円) × 100人 = -100,000円(10万円)

そうなんです。逆に、会場使用料が2万円割り引きしてもらえるしても、全体としては、大きくありません。
会場使用料や撮影費用を「10万円値引きしてください」なんて、とてもじゃないけど受け入れてもらえません。
もちろん、すこしでも割引キャンペーンなどしてもらえるなら、当然してもらいましょう。
しかし、小さい金額で大きな効果を生む。それは、
ゲスト一人に対していくらと決まっている項目を安くする
ことなんです。
そのことを頭において、見積書とにらめっこしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。少し長くなってきたので、ここまでで区切りたいと思います。
また別の記事で、実際にどうやって節約したのか、どれくらい節約できたのかを紹介したいと思います。
ココがポイント
結婚式ってやっぱりお金が必要!100人規模では400万円超え!
でも実際の負担額は違った!100万円以下でも結婚式ができる!
節約のポイントはゲストひとりにかかる費用を考えること!
結婚式を挙げて、ゲストと楽しい思い出を作りましょう。
では、また!!